陶芸家・OGATAさんと作品制作の時間を共有する試み
鎌ヶ谷村だより
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GATAピシの森

治すことは「創ること」・全国ワルシャワ計画

この子たちは、まだ長期入院です。 治療開始初期です。   左の顔の作品は、徐々に接着くみたてをすることに成りました。右の壷蓋は、一気に組むことができました。 このまま、一ヶ月ほど 安静です。それから、次の治療。 …

治すことは「創ること」・またまた、つづき

これで「繕い」工程終了です。 磨いた金粉を 漆で固定しました。 一応、完治退院。あとは、自宅にて ゆっくりと 現行(生活)になじんでゆきます。 ◆ 使っているうちに わずかに色味が変化してきます。表面の漆に、透明感がでて …

治すことは「創ること」・さらに つづき

金粉を蒔いたあと、漆で金粉を固定しました。 次に 磨いてゆきます。 この写真は 右方向から左へと 磨いてる経緯。金粉や漆が剥がれないように 丁寧にみがきます。 ◆ 鯛の歯とか、動物の歯とかで 磨きます。 メノウなどの石も …

シャワーを作りました

  漆作品固化のために湯船が使えないので シャワー作りました。   っていうか、 工作がヒドイ…。 まぁ、ぼくの工作技術は こんなものです。美しくはないけど、使えなくはない。 これでは、尊敬している創意工夫の王 …

勉強が嫌い

ぼくは、「漆」について 勉強しだしてから まだ5年目くらいです。それも、まー、怠惰にやっております。 ぼくは、子どものころから勉強とか訓練とか練習や稽古は嫌いなので、いつも、なんらか「本番」めいたことを続けています。本番 …

器の繕いの基本経緯

繕いの工程です。 断面に塗った漆が固化すると つぎは工具で研ぎます。 接着し易くするため。砥石を使うのが正統だけれども、ぼくは電動工具を使ってます。 ◆接着剤をつくります。 白い粉は「小麦粉」です。液体は「水」。 混ぜま …

治せない…

こうなると、修復は、ほとんど不可能。たぶん、真剣に修復に集中しても数ヶ月かかってしまう。 弔いを成せぬままに手元に持ち続けている遺骨のようです。悲しいです 無念。 南の島の綺麗な海に散骨するか、なんらか作品に活かすか。 …

治すことは「創ること」つづきのつづき

「繕い」仕事は、段取りが決まると、けっこう単純作業が長らく続きます。だから、ひたすら、坦々と根気でマラソンみたいに仕事をすれば、いつかは治ります。それなりに。 だけれども、ぼくは、それを開始し継続する「よし、やろう!」と …

漆は、無駄にしてはイケマセン!

前回も書きましたが、漆と云う素材は、一本の木から100グラム程度しか採集できないです。すごく貴重です。 中国産だから、「純正」(異国の純正)を ぼくのような者も使うことが成せている。「本漆」です。ありがたきことであります …

じぶんタカラガイ

タカラガイを「タカラガイ」にする って、 だから、どうということはないのだけど ◆ 実物のタカラガイに 黒漆を重ねて 金粉を蒔きます ◆ これは 名護の磯で 出会った貝 5年前か 地平線会議主宰の祭りが 浜比嘉島で開催さ …

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