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46のみなさま、こんばんは。

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今回、お世話に成る窯場の展覧会が 近々開催されるため、陶芸教室は激務状態。

窯場の先生とお話した結果、「46本焼き焼成」は、連休明けに行うことになりました。

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今日は、自分の作品の補修をしています。311の地震で破損した作品。これは、焼成前のものです、ですから3年以上前に創ったもの。焼成前の作品は、このように治します。そして窯へ入れます。粉々に成った修復不可能の作品は、水に漬けて土に戻しました。

完成品もけっこう壊れました。破損した完成品は、漆で継いで治します。治せないような作品は、庭に散骨みたいな感じ。

そういう被害についても市役所に相談に行きましたが、特に対応は無いです。

まぁ、わかってるのですが、いちおう 責任として出向くわけです。

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具体的な補修方法については。

パーツが欠損している部分は、新たに創らねばなりません。その際に、補修箇所と作品全体の乾燥状態が すべて均一に成るようにします。

乾燥状態が不均一だと、割れるからです。

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三年前から焼成を待っている作品が、わりと在ります。

三年分の埃が堆積しておりました。その状況そのものが 「作品」のようです。っていうか、これもまた 「怠惰の証」でしかありません。

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地震で作品が壊れたおかげで 「器の繕い」の腕は 上がりました。それだけが たしかなことです。

「繕い」の想いについては、またいつか あらためて 書こうかとおもいます。

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