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少し前の メモなのですが。
自身の現在地認識と 自己鼓舞のために 文字にしています
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滞納していたガス代金の工面をしていました。しかし、ガス代金を払うと 家賃が払えない。作品が売れないのだから なんともしかたがない。
とりあえず家賃は当面断念保留、大家さんへ手紙を書くことにして その内容を考えています。同時に 友だちに 作品を買ってもらうための手紙を書きます。美術作品というものは、こちらから「買ってください」というものでは無いと思いますが。
光熱費や通信費や交通費の物納は難しいので、まず「自分の仕事」を現金化してから、金銭にて対価を支払うしか方法が無い。それが、今の日本の現実。まず自身の仕事の対価を得なければ成らない。そこが 日本の美術家たちが混迷するところ。
友だち同士であれば 物納が可能に成って来る。だから、仲間に作品を買ってもらうのは、むしろ 物納の一環と云えるかもしれない。現金との物々交換。
ですから、人と人が 「出会って向き合って話し合って」ゆくことが 社会を創り育むことに 繋がってゆくと思います。見ず知らずでは、分かち合いや協力して生きてゆくのは難しいと思います。だから、ガス屋さんへも手紙を書こうと思います。しかし 友達ではないので 内容が 難しいです。市役所の窓口へ 美術家の現状を説明報告に行くのも 同じくです。地平線会議の仲間と語らうようには まいりません。
いま、ガス代金を納金してきたけど、所持金が、今月始まったばかりなのにあと7千円ほどしかない。やっぱり 作品を売らねばなりません。
ここ数年間 創ることよりも 売ることばかりを考えてしまいます。よくないかもしれない。だけれども 現金獲得は「生きる」ためのことだから。仕事よりも まずは 生きることを優先してしまう。もちろん 宣伝営業販売も 仕事といえば仕事ですが、なんだか、「創ることを考えていない」と仕事をほったらかしてサボっているようなうしろめたさがある。
使ったガス代金を支払うのは当然だけど、やっと集まった大金が あっというまに出て行くのは なんだか虚しい。

いゃ 前向きに想おう あと7千円もある だいじょうぶだ