「四六乃窯」生みの親である丸山純さんが メールマガジンにも書いてくださっていましたが、
今回の作品のことをちょっと書いてみようとおもいます。
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「粘土内混入物」についてです。
それが何かと言うと「使い捨てカイロ」の 使用済み内容です。
空気に酸化した鉄分。ぼく的には、「鉄」なんだから まぁ、これを使ったらおもしろくなるなとイメージしてやってみました。
実際の結果は、釉薬として「おもしろい」結果の表出する素材でした。鉄にもいろいろあって、純度とか成分は、ぼくにはまったくわからないけど。詳しいことは 三輪さんとかがスペシャリストだと思います。
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写真のように、金槌で内容物を叩いて粉砕します。左から右へ、細かくなっています。このように粒子の大きさを調節できるので、混入素材として使いやすいとおもいました。
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作品では、酸化焼成と還元焼成で 「鉄」の表情が 大きく変化しています
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粘土は、信楽並土(使い捨てカイロ鉄粒混入土)
釉薬は内部が白天目
外側は透明釉薬(3号石灰)を薄くかけてから拭き取って焼いています、鉄粒の定着剤として透明釉を使用しました 拭き取ったのは、外面は、なるべく土肌の質感にしたかったからです
底面に 磁器土を少し塗りこんでいます これは 気分です 見た目 このほうがいいかなと 感じたから
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使い捨てカイロの内容物を陶芸に使用する例は 少ないとおもいます。ぼくは、先例を知らないです。
だから、世界初かも~ とか 言ってみました(笑)
大仰です ごめんなさい
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