46のみなさま こんばんはー
作品梱包発送作業を続行中であります
遅延であります。すいません。
段取りが とても悪いです。
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ていうか
そもそも、今までの人生で 作品を30箱も短期間に発送するなんてことは初体験です。
せいぜい、多くて3箱程度です。っていうか、「月間」でも 多くて5箱くらいです。そぉ、年間でも 多くて30箱くらいかもしれない。
だから、
現在 おが太工房は テンテコマイです。「人生初」直面です。
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ぼくの今までの「美術家」としての仕事経緯としては、「画廊が展示販売して 画廊が作品を発送」しているという時期がありました。
今は、違うわけです。自分がやります。
「生産宣伝販売」すべてが「自分責務」に成ってます。
ここで生産と云うのは、テーマ模索・取材・研究・材料仕入れ・実験・実際創作(発明)…っていうことで、そこは、「創作家」であるならば、だれしも【当たり前】のことだとおもいます。
で、ぼくは、自分の人力で 10年以上かけて ナマに人と対峙しながら、少しずつ相互理解の疎通ネットワークを育んできて、提案しつつ 個展を繰り返しながら ようやく いろいろな方々(画廊オーナー)と、一緒に仕事(社会)を創ってゆけるかなと想っていたときに、さまざまな、社会的圧力が発生。画廊が、どんどん閉店してしまいました。それは、しかたのないことです。画廊のオーナーのかたがたを なんら 責めてるんじゃないです。
ですから、美術家は、ただ ひたすら「生産」(創作)に専念没入していれば 作品が創れるというような現行状況じゃないです。もっと言うなら まともに真面目に「純粋美術家」をやってるんじゃ、生きてゆけるというような社会状況じゃない。
平田オリザさん主宰の劇団青年団の事務所に掲げてある言葉「まず食うこと それから道徳」(ブレヒト)って感じです。
彫刻作品は、なかなか どんどん 売れてゆくものではないです。
現在、ぼくは、宣伝・販売を 積極的におこなわなければ、現金収入が皆無なのですが、
宣伝や販売の仕事をやってる期間は、本来の「自分の仕事」(創作)については、全休せねばならないです。思考についてもです。
そこで、自身の仕事のクオリティを落とすのは不本意です。自分が「自分の仕事」をやらなければ、美術家という存在のの社会的な意味価値が劣化荒廃してしまいます。
ですから、どうするのか?ということを いつも考えていて 器販売や 路上販売を思考実践していました(彫刻の販売ではなくてです)。本来の彫刻家としての仕事の資金稼ぎと共に生きるための生活費を稼ぐためにです。しかし、ますます 貧乏に陥ってゆきました。
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箱を組み立てたら 30箱は 壮観だと おもいます(笑)
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