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これも婚礼のお祝いのためのさくひんです
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去年から思考していました。婚礼前から あれこれ思考に悩みました。さいしょは、彫刻作品をイメージしていました。
しかし、どうも脳内がスッキリしない。風景が見えず 妄想がホワイトアウトする感じ。
なので年始にいったん すべての計画をニュートルにすることにしました。
婚礼の儀式の当日の「体感」に 自己のすべての感性を解放するということ。儀式に参加した人たちと共に同時に経験する時間を 体で覚えて その体感を「形」にしてゆくことの模索をするという感じ。
当日は、朝から緊張しました。
もちろん、自己を解放しているままの 気持ちのよい緊張感です。
快晴。
ほんとうに とことん快晴でした
その「快晴」の印象は 強烈
そして、
ご夫妻や そのほかの方々との 実際に会った体感
そういうことを 覚えて とにかく 工房に急いで戻りました
もっと、現場に残って 人とお話とかしたほうが よかったのかもしれませんが、ぼく的には、作品が、やっぱり気になるので
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「青空の花器」を それから 思考してました。
しかし、花器ではないなって 思ってきて
それは、その夫妻のイメージや日常の忙しさなどのことを 想ったからであって
そして
「青空の器」という方向に ぼくの世界は 展開してゆくことになって
それも さいしょは 自然とか宇宙とかの側の「晴天」とか「快晴」だった。
しかし、
そのあとに、「ふだんの 日常の テーブル」が 想い浮かびました。
そして
「ふだん使いの うつわ」に しようと 想った
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素朴な 器と皿 が できたとおもいます
これを 二人分 送ることにしました
朝日のあたるテーブルの うつわ です
婚礼の儀式は とっくに過ぎていますが
ようやく お二人を お祝いできるさくひんが 生まれました
と
勝手に おもってるのだけど
というか、ぼくは、自分自身の感性を信じてしか 作品を創れないので
創作の具現には 月日が かかります
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薄くて軽い 皿と器
手ひねり
信楽土 釉薬は軽い印象のを使いました
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自分でも気に入ってます。
試行錯誤試作して創ったので、今後も ぼくの作品として創ることになる感じです。
ぼくの作品は、すべて手創りなのでまったくの同じものは、決して生まれないですが。
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