最初は点
最初の一歩も点

「歩く」という行為で得られることは、
『スタート地点を 別の「他点」から視認できる』、ということだとおもいます。
歩を重ねると、軌跡というかラインが見える。
此処へは どこから来たのか?という 歩いて来た風景(街・世界)が見える。「自分は、どこから来たのか?」ということが自覚的に理解できることは、「現在地の把握」の助けになるとおもっています。
意識の旅にも 同じようなことが云えるとおもいます。
現在地が不確かになると 意識の中で遭難してしまいます。

奇麗に言うと、省みるとかそういう言葉なのかもしれないけど。
絵画でいう 点描を拡散するような基発点が 今、此処ということなのだとおもう。
2015-02-24 05.17.20