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美術家(彫刻家)は、「アルバイト」(創作研究費の資金繰り)も自分自身で編み出していくのが正当だと思います。
社会内での美術家としての役割の範疇で 「稼ぎ」の仕事を模索実践してゆくこと。

 

今回添付の写真は、割れた皿の治しの依頼です。
茨城県在住の方から。311の震災で 壊れたものだそうです。大切なものなので 金繕いで 治してほしいとの依頼。

あと 少しで完了なのだけど(右皿)。あと3工程ある。5月末までに終わらない。五月末には「窯」の仕事をしなくてはならない。だから あと一週間くらいで繕いを終えねば仕事にならない。じゃあ、今は無理だ。ということで、眺めるだけ。ずいぶん前に預かったのですが、なかなか、継続した仕事の時間がつくれないです。

 

左の皿は完成しています。

 

かなり、いい皿です。丁寧に 向き合わないといけない。

彫刻家は「彫刻作品創作」の資金を稼ぐ為に、
このように 繕いとか 器創りとか  絵付けとか…あれこれ美術仕事を重ねているわけですが。生活の為の「生きる」資金を稼ぐだけで せいいっぱいで ぜんぜん「彫刻創作資金」には 及ばないです。しかも 器の注文は、増えていて…(笑)。仕事が追いついていない。だけれども 「ちゃんと」した仕事をして、「ちゃんと」した収入を 獲得することを目指す。すると アルバイトの段階で 赤字が発生してゆく……ぅうむ。

 

本職の彫刻創作は、いつ再開できるんだろ~~~。
彫刻のためのデッサンは 溜まってきています。
彫刻創作は、繕いや器制作よりも、もっと期間が必要だから、もっと まとまった月日が準備できないと 難しい。

ちなみに 「本作」の代金は 前払いで すでにいただいて…すでに 使ってしまっております。

 

依頼主と経緯報告を文通しているので、それが また時間がかかります
しかし、人と人の 相互理解・疎通連携を育んでゆくことは 仕事以前の仕事。っていうか、あたりまえなんだけど。