母親から 電話があった
母親からは ほんとうに めったに 電話は無い

まあ、さいしょは、ふつーに はなしてたのだけども。
戦争のことを考えていたので、そういうはなしを ぼくがちょっとした。

そしたら、母も 戦中のことを考えていたのだそうだ。
母親は、与謝野晶子「君死にたまふことなかれ」について 話しだした

「親は、人殺しをさせるために 子どもを育てたりはしない」って。
なんのために だれのために 死なねばならぬのか。なんで、憎みもしない 罪も無い人を、我が子が 殺さねばならぬのか。我が子を徴兵した者は、戦地に 行かぬではないか。
母は、話しながら 声を出して泣きだしてしまった。

http://www.geocities.jp/the_longest_letter1920/kimi_shinitamou_koto_nakare.html

 

んで「あんた いつ帰って来るんや? 盆すぎるよ」って言うしな〜。
ぐうの音も出ない
帰らねばなりません
また 仕事をやすむ

金魚の絵は 去年のもの
今年は 忙しくて描けなかった

まあ、古くはならないだろう
1408金魚はがき