ともだちが 天然スレート「瓦」を送ってくれました

まえから ほしかった。
美しいです 作品のようです
愛しいかたち 温度 触覚感

2011年に 「瓦のこと」で、北のほうへ行ったときに、たくさんたくさん 見かけた
だけど、持ち帰るということが どうも抵抗があった。
見かけた すべてのたくさんのものは 落ちているのではなくて 廃棄ではなくて みんなみんな ひとのものだ
周囲の風景のそれらの具現(物々)は みんな喪失だった
あっとうてきな喪失が どこまでもどこまでも ナマに触れる形で そこに在った

本人の手元へは もどることの けっしてない 記憶の形
喪失のただなかに 歩いていた

理解のおよばなかった風景の一端が 此処にとどいた

2015-03-17 22.30.16

 


手づくりの瓦 とても貴重

さいきんは、焼き瓦ですら形骸化しているようにおもう
気づかないうちに 想いはスカスカになってゆく

魂が からっぽにならぬよぅ
唄って 踊って まいりましょー

ひとりひとりが このくらいずつ ちょっとずつ想って ちょっと唄って ちょっと踊る
それをずーっと つづけてゆく
うたっておどって 連鎖してゆく

想いは 記憶に とどくだろうか
ぃや そういうことは やってくる
やってくること きおくは かなたから やってくる

2015-03-17 22.29.03