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これで「繕い」工程終了です。
磨いた金粉を 漆で固定しました。
一応、完治退院。あとは、自宅にて ゆっくりと 現行(生活)になじんでゆきます。

使っているうちに わずかに色味が変化してきます。表面の漆に、透明感がでてきます。
金粉の下地に朱漆を使ってるので そこでも色味の変化が育まれてゆきます。

銀粉の場合は、下地に黒漆を使います。

使うときは 漆器と同様の扱いです。金粉のところをこすらない。とか。長時間、水に浸けないとか。器を重ねない、重ねるときは、やわらかい紙とか一枚挟みます。
当たり前ですが電子レンジ不可です(笑)。

ていねいに 愛しみと共に 器と食と 暮らしてゆきます